もう無理だ

あ~なんかもう無理だ~ってここ最近毎日思っている。

楽しみといえば性的な目で見ている先輩(既婚)に構ってもらうことと、仮想通貨でお金を溶かすことだ。

それ以外別にどうだっていい。でも本当に動かないと本当に精神が死んじゃいそうでとりあえず筋トレなどする。

 

この前の忘年会は同僚がうるさくてうるさくて、自己中心的な人ってなんでああ、自分が話題の中心にならないと気が済まないのか。まあ、自分の話題にならない限り特に喋らない私も十分自己中心的なのだが。同僚は前職でひどいパワハラを受けて、でも今ではそれを笑い話に変えるものだから、化物みたいで怖いなと思った。

同僚も先輩もみんな、子どもがいる。子どもの為に命を投げ出せと言われたら、すぐに投げ出せると言い切った。

果たしてそれは本当だろうか。子どもも、ましては恋人すら出来たことのない私には全くピンとこない感覚だ。

彼らは口を開けば子どもの話、そして過去の話。

なんだか話をしていて、おじいさんと話しているような感覚に陥る。現在も未来ももうない、自分の世代ではなく、次の世代に命を託したひと。

生き物はDNAを運ぶ船でしかないのだから、生き物としては至極正しく当然の営みだ。あ~この人達はもう生き物としての義務を果たしたんだなあ、いいなあ、そう思う反面、本能ではなく理性で生きていたい私としては、つまんねぇな、と思った。眼の前にいる人間はもう死人も同然だ。卵を生んだら死ぬ生き物だってたくさんいるのだし、そんな感じじゃない?

私はまだ私の世代を、私の命を生きたい。

子どもを残したいという本能に精一杯あらがって、理性で生きていく。

 

でもそんなふうに生きてるから、あ~もう無理だ~って思う。やっぱり生き物ってそういう風に出来ているんだ。DNAを残さなくていいかな、なんて思うと、じゃあ早くすぐ死ねって、DNAに言われるんだ。